Friday, December 10, 2010

Softimage(XSI)において.3ds データを読み込む。そして編集する。

Sorry. This article is only Japanese.

制作において、フリーデータを使う人もいると思う。
そして、この世にある大半のフリーデータは .3ds なので、皆さん難儀されていることだろうと思う。
.3ds といえば、3DS MAXのデータで、三角ポリゴンしか扱えない拡張子。

SIで四角ポリゴンでモデリングしてたとしても、データ的には三角ポリゴンの扱いになっているので、.3dsを読み込んだ際の三角形をわざわざ四角形に戻す必要はありません。

ただ、見た目が汚いことと、線の入った方向に流れているのが都合悪い場合、修正する必要があります。

ここで問題になるのは、Softimage 単体では、.3ds 拡張子を読めないこと。

VUEを使用したり、Mesh Labを使用したりして、.obj 形式に変換すると読み込めるが、マージされてしまったりでものすごく都合が悪い。

昔の、まだXSIという名前だった時代には、.3ds を読み込むインポーターが存在した。
そして、これを使って読み込めばマージもされていないので、結構便利。


というわけで、今回はフリーオブジェクトで出回っている、.3ds 形式を読み込む方法を紹介。

といっても、昔のバージョンからインポーター( 3dsImport.dll )をコピーしてくるだけだけどね。
でも、もうそんなデータねぇよ。っていうのが現状だと思うので、このスレッドを参考にして下さい。

そのデータもzipファイルで置いてあるので、後は、

C:\Softimage\Softimage_2010\Application\Plugins

コピーしてやればOK!!
これで、Softimageを再起動し、

ファイル → 読み込み → 3ds読み込み

で、ダウンロードしてきた3dsを読み込んでやればいい。
マテリアルなんかも全部残っているので、テクスチャを読み込んであげてね。

あ、ちなみに、Softimage 2011 は、Program Files の中にあるので、そこにコピーしてあげてください。
コピーする場所は、上記にある2010の場合とおんなじ、Pluginsに。

※Softimage2011.5 では、これを入れても動きません。メニューに表示されすらしませんでした。



後は、フリーデータだけど、

http://archive3d.net/

http://gfx-3d-model.blogspot.com/

http://seek.autodesk.com/

などを参考に、目的にあったものをどうぞ~。


↓ 続きに、オブジェクトをダウンロードしてきた後に行う編集を書いています。






.3dsデータを読み込んだ際、変な部分でオブジェクトが割られていることがある。SIでいう、水色エッジだ。

それはさすがに放置はまずいので、くっつけなければならない。
これは、同じ場所にポイントが複数個あることから起きる割れ目なので、ポイント選んで、ターゲットポイントを集約 を行えば消える。

でも、毎回選んで、集約するのはすげー面倒。割れ目は一つじゃないのだから。

そこで、私がやっている方法を書きます。割と効率的。本当はスクリプトでも書ければこんなことすらしなくていいはずだが。

まず、ファイルキーボードマッピングでショートカット登録を出す。

そしたら、コマンドのところに、Triangulate With Edge というのがあるので、それをドラッグしようとする。これに限っては、Triangulate With Edge でなくても、コマンドの中であればなんでもいい。

そしたら、 これは直接修正できないデフォルトの~ と出てくるので、はい を。適当に名前つける。

ウィンドウ上部にある、キーマップが[user]になればOK。

そしたら、グループの中にある「XSI」を選択し、コマンドは「Weld Point Tool」で。

そしたら、その「Weld Point Tool」を、下にあるキーボードのところにドラッグする。
そしたら、「Weld Point Tool」にショートカットがつく。
ちなみに、私はShift+C にして、片手だけでいけるようにしている。

登録できたら、OK押して戻る。
そして、登録したショートカットを押すと、ポイントに持っていくと緑色のになるのが分かるので、クリック押せば集約されるというわけだ。


いちいちT押してポイント選んで、右クリックしていた作業が、クリック1つで済む。
集約を終えてもWeld Point Tool効果は生きているので、他に出来ていない場所を続けて選択していけばいい。

んで、これで分かったことがあったので書いておく。ここが一番大切。

集約は1回やれば終わりではないということ。
同じ場所を何回かクリックしなければならないことがあるが、その回数が分かったので参考にしてもらいたい。

クリックをしていると、ポイントが凹むことがある。しかし、離したら元に戻る。
実は、これが、そこのポイントの集約が終了した合図。
変な感じになるが、実際にオブジェクトへの影響は出ていないので、Ctrl+Zする必要はない。

この凹んだ状態っていうのは、「もう集約する場所ないですよ?このままドラッグして隣のポイントに持って行ったら集約できますけど?」という状態なので、不要なポイントなら隣にくっつけてやればいいし、そのままくっつけない状態で離せば何も起きない。

逆に言うと、くっつけたくないのにくっついた場合にはCtrl+Zする必要がある。集約作業時にあんまりアップしないで行っていると、ついついくっついてしまうことがあるようだ。
なので、集約作業時には、そのポイント周辺が画面いっぱいまでくるように近づいて作業することを心がける。

凹んだら、そこは終わりなので、隣のポイントに移り、また凹むまで押していく。

これを繰り返せばOK。クリックだけで済むので、作業スピードがかなり軽減された。
また、ゲーム感覚でついついやりまくってしまうと、どんどん重くなってくる。定期的にフリーズしてあげよう。

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